梶芽衣子 Kaji Meiko

梶芽衣子 Kaji Meiko

義理も情も 涙も夢も
昨日も明日も 縁のない言葉
怨みの川に身をゆだね
女はとうに捨てました
修羅の花

日本映画界が下降線を辿り続けた昭和45年、特に本社ビルまで売却するという危機的状況に陥っていた日活に、救世主的な大ヒット作が生まれます。
それが永井豪のマンガを実写化した女番長・野良猫ロック
現代では梶芽衣子の出世作として伝説になったこの映画も、リアルタイムでの本質は歌手・和田アキ子を主役とした歌謡映画でした。

女囚さそり 701号怨み節

“さそり”シリーズ四作目。
元過激派学生運動家に一度は犯罪者的意識で心を許したさそりが、その男に裏切られた怨念に燃え、刑務所を脱走して復讐を果すまでを描く。
脚本は「前科おんな 殺し節」の松田寛夫と神波史男、監督は脚本も執筆している「戦国ロック 疾風の女たち」の長谷部安春、撮影は「実録・私設銀座警察」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。

女囚さそり けもの部屋

さそり”シリーズ第三作目。
刑務所を脱走した女囚“さそり”が“けもの部屋=都会”に潜伏し、逃亡生活を送る姿を通じて、権力に対しての怨念を描く。
原作は篠原とおるの劇画「さそり」。
脚本は「女囚さそり 第41雑居房」の松田寛夫、監督も同作の伊藤俊也、撮影は「夜の歌謡シリーズ 女のみち」の清水政郎がそれぞれ担当。

女囚さそり 第41雑居房

“さそり”シリーズ第二作。“さそり”と呼ばれる女囚ナミのたたかれても屈せず、じっと冷静に待ちながら、刑務所長を象徴とする権力への復讐を描く。
原作は“ビッグ・コミック”連載中の篠原とおる原作・画の同名劇画の映画化。
脚本は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の神波史男と松田寛夫、監督は脚本も執筆している「女囚701号 さそり」の伊藤俊也、撮影は「ポルノの帝王」の清水政郎がそれぞれ担当。

女囚701号/さそり

『女囚701号/さそり』(じょしゅう701ごう/さそり)は、1972年(昭和47年)8月25日公開の日本映画である。東映製作。
女囚さそりシリーズの第一作目である。
自分を裏切った恋人を殺そうとして投獄された松島ナミは、牢獄で地獄のような体験をする…。
レイプ、リンチ、嫉妬、欲望とバイオレンス渦巻く雑居房でナミは復讐に燃える。

キイハンターさらば縛り首の木の下に立つ女

『キイハンター』 (KEYHUNTER ) は、TBS系列のテレビドラマで、1968年4月6日から1973年4月7日の毎週土曜日21:00 – 21:56に放送された。
警察の手には負えない事件を解決する“キイハンター”のキャップ・黒木、元ジュネーヴの諜報員で外国語に堪能な津川、元・敏腕記者で軽業師を越える身軽さを誇る風間、スタントマン顔負けのドライブテクニックを持つ島たちメンバーの活躍を描くハードボイルドアクション。
梶芽衣子の黒髪のワンレングスに、首にまかれる太めのスカーフ、黒のレイバン風の大きなサングラス。
どれをとっても、かっこいいです。