1980年代 anan ヘアメイクで確かに顔は小さく見える

ノーズシャドーからアイシャドーに、そしてチークシャドーへ。膨張色じゃないブラウン系で、ファンデーションと自然になじませる。
鏡に向かってメイクするとき思わずタメ息が出ちゃった、なんてことはよくあります。モデルさんみたいに美人じゃなくてもいい、せめて顔がもう少し小さかったら。
「丸顔だから大きく見えちゃう。小さく見せたいけど、どうしたらいいかよくわからなくて、今はアイシャドーと口紅だけ」と高木ひろみさん(25歳・OL)はちょっぴりあきらめ気味。ファンデーションも頬紅もほとんどつけないけど、できればナチュラル・メイクで小さい顔に見せたいと思っているのです。「顔のサイドにブラウン系のシャドーを入れると顔が小さく見えると言われたことがあるの。それに、頬紅やノーズシャドーなんかもブラウン系を使って」と橋本由紀子さん(24歳・アルバイト中)はナカナカ研究熱心。丸顔だから少しでも顔が細く見えるように、鼻筋や目の下、アゴにハイライトを使って顔全体に立体感を出すように心がけているとのこと。このふたり、どちらも丸顔なのでメイクに関して共通の悩みを持っています。

明度で顔に立体感を持たせる

「顔が大きいからと言って無理に小さく見せようとしなくても、その人の個性を生かしたメイクをすればいい」
というのはメイクを担当してくれた新堀司さん(ZIP)
「メイクするときって、明度・彩度・色調の3つを組み合わせてやっています。それを考えないでただ顔を小さく見せようとしても失敗してしまう。

モデルさんになっちゃった♪なんてCM見てるとつくづく日本人って外人に比べると、顔が大きい。だからと言って無理に小さく見せようとは思わない。それなりに個性を生かせばいいじゃないか。今より少しでも顔を小さく見せることができるなら。

「全体のバランスがとれてないとダメ。顔を小さく見せるなら特に明度が重要なポイント」と教えてくれた。例えば、モノクロ写真なんか見るとよくわかるように、明るさの度合いで立体感を出していくことが大切なわけです。ファンデーションで濃いめを使ったり、ハイライトやノーズシャドー、頬紅を使ったりするのも顔に凹凸感を出して立体的に見せようとしているのです。

チークとチークシャドーは違う

基本的なテクニックとしては顔の周り、とくにこめかみからアゴにかけての輪郭にブラウン系のものを使うと顔は小さく見えます。ファンデーションはピンク系よりオークル系を。「顔は白いけど首が黒いのでよけい膨張して見えるの」という三角由紀子さん(23歳・テキスタイルデザイナー)は、ちょっと濃いめのファンデーションを首までボカシてつけているけど、「ファンデーションは首の色に合わせる方がいい」と新堀さん。アイシャドーと頬紅に合わせて、口紅もピンク系でバランスをとっているのは大正解。「ファンデーションはつけないけど、頬紅は赤に近いピンクを、アゴにチョッとつけて」と森万岐子さん(24歳・OL)。ピンクでもコントロールカラーに近い淡い色の方がベター。また、アゴに着けるのは外人にはいいけど日本人にはそれほど意味はないそうです。また、頬紅(チーク)は光が目的。チークシャドーと言われるものが影を付ける目的で使われるものです。