カラープランニングの提案

20代、30代のデザイン重視の世代 には

クセとパサつき、硬さを抑えてツヤ感をプラス

40代からの髪質トラブルの改善重視の世代

・クセでダメージのある広がりやすい状態を改善したい
・ふくらみやすい細毛をタイトにつやを出したい
・水分を含んだしっとりとた保湿、しっかりと健康的に

ケアから始めるヘアデザイン

エイジング・ケアをしながら白髪染めて、ただ隠すだけでは不十分

白髪率

カラープランニングとは色の提案だけでなくダメージを最小限に止め、ケアを中心に計画提案することです。

来店サイクルに合わせた施術提案

お客様の来店サイクルを考える際、大切なことは、お客様が白髪をどう捉えているか。
白髪に対しどれだけストレスがあるかが大きく関係しています。
一本でも白髪の存在が気になる方は、来店周期が自ずと短くなってきますし、ある程度受け入れている方はサイクルが長くなる傾向があります。
もちろん、美容師側でコントロールすることもできますが、生き方や考え方にもリンクする部分なので、そこを踏まえ提案することが大切です。
ファッションカラー同様、3か月を過ぎると根元が伸び、褪色して美しく見えないので、それを説明することが大切です。
やはり、ある程度女性は「白髪はできるだけ隠したい」というのが本音。
髪が傷まずに美しく若々しくいられるのであれば、それを選択しない人はほとんどいません。
そのため、白髪が多いほど短期間で来店することになりますし、さらに世代が若くなるほど、その傾向が強くなります。
よって、グレイカラーのサイクル提案は、実際には年齢ではなく「気持ち」と「白髪率」をもとに判断するのが自然なのです。

カラープランニングの提案

プランニングの考え方

①CUT
②COLOR
③TREATMENT,DESIGN COLOR, PERM
カット+カラーはお客様が最低限求められる施術。
トリートメント、ホイルワークのデザインカラーなどは信頼関係ができてからのもの。

カラープランニングの例

カラープランニング

初回はアルカリカラー剤を使って、根元、中間、毛先などの状態を整えます。
2回目、3回目は既染部にはノンアルカリカラー剤を使い、ダメージを極力抑える提案をします。
香草カラーの和漢彩染やオーガニックなカラー剤もおすすめです。
4回目以降は髪の素材ケア、デザインを楽しめる土台を作ります。
トリートメントやデザインカラー(ホイルワークでのデザインカラー)の提案もあります。

高彩度のデザインカラー

白髪染めでも8レベル以上でしっかり染まり、色味も鮮やかに発色可能なカラー施術です。
従来型グレイカラー剤の特徴を利用して、ファッションカラーをミックスすることで高明度に染めながら白髪もしっかり染めるという方法を紹介します。
ファッションカラー剤(13、11、9レベル)+従来型グレイカラー剤6レベル OX6%

仕上がりが3:1 使用するファッションカラーより1~1.5明度暗い
2:1 1.5~2明度暗い
1:1    2~3明度暗い