白髪染で明るい髪へ(茶髪)

ここでは、明るい白髪染めの施術パターンを紹介します。

[1]髪色は明るいまま、白髪を染めたい

この場合、白髪の量が黒髪に対してどのくらいの割合を占めるかがポイントです。

白髪の割合が多い方はブラウンベースが強い(メラニン色素が多い)ウェラDeepのような深みのあるブラウンベースの白髪染め
白髪の割合が少ない方はウェラRichのようなオシャレ染発色の白髪染め
最近はオシャレ染のカラー剤と白髪染めのカラー剤をブレンドする方法や、ウェラプラチナカラーのようなオシャレ染のクリアな発色のカラー剤に10~20%ブレンドすることで白髪をカバーするタイプのカラーもあります。
美容室スタイラスではブレンドすることで白髪をカバーするタイプのカラーもあります。明るい発色の白髪染めを提案しています。

[2]地毛の髪色のままで白髪をしっかり染めたい

  • 白髪染めカラー剤、オシャレ染め参加染毛剤
  • ヘアマニキュア、カラートリートメントなどの酸化染毛料
  • 植物性(香草カラー、ヘナ)染毛剤

本来の髪色のままで白髪のみ染めたい方はヘアマニキュアなどの酸化染毛料や植物性(和漢彩染、香草、ヘナ)染毛剤がおすすめです。
カラーのダメージは髪の毛の中にあるメラニン色素の脱色にあります。
カラー剤に含まれるアルカリにより髪のキューティクルを膨潤させ過酸化水素とアルカリの作用でメラニン色素の脱色が起こります。
この作用がダメージにつながるので、ヘアマニキュア、植物性・香草カラーはこれらのダメージ工程がないため、毛髪に優しくなっています。
ヘアマニキュアのリスクはシャンプー時に少しずつ色が抜けていくことと、頭皮につくと落ちづらいことです。
植物性・香草カラーは植物のアレルギーがある方には不可で、頭皮からつけても落ちやすいですが、マニキュアも香草カラーも黒髪は明るくできません。

[3]白髪部分を生かして明るめのヘアスタイルに

  • ヘアマニキュアやカラートリートメントなどの酸化染毛料
  • 植物性染毛剤(ヘナ、香草、和漢彩染)を使用

白髪と黒髪のブレンドを生かして、外国人のような地毛が多色のようなヘア・カラーやハイライト効果のあるヘアスタイルが可能です。