バーバレラ (1967) BARBARELLA

おぉ、バーバレラ。
キミこそ宇宙。スペーススーツを少しずつ脱いでいくジェーン・フォンダには、感嘆のため息しか出てこない。
それほどに過去が空想した未来の女性は美しすぎた。
70年代の到来を目前に控えた当時ゆえ、 ...
マッドマックス いかりのデス・ロード Mad Max: Fury Road 2015

未来は必ずしも発展に結びつくワケではなく、荒廃を辿る可能性があることは「北斗の拳」からも「マッドマックス」からも学習済み。
27年ぶりの続編公開に驚かされるが、最初から最後までフルスルットで描かれる壊滅したワールドを観るにつけ ...
ブレードランナー Blade Runner 1982

ヴァンゲリスが手掛ける楽曲はほとんどの人類が宇宙に移住した未来にぴったりのフューチャリスティックなサウンドだが、ハイライトはデッカードがレプリカントを射殺した後にチンタオ酒を買いに行くシーンで流れる「One more kiss,dea ...
2001: A Space Odyssey 2001年宇宙の旅

今にして余計にそのクオリティに驚愕する、スタンリー・キューブリックが夢想した2001年の宇宙。
後の「時計仕掛けのオレンジ」でもクラシック音楽に対する造詣の深さを感じさせるが、この段階においてもまるで天外が宮廷のダンスホールの ...
Tron Legacy 2010 トロン・レガシー

現在と未来の追いかけっこは終わることがなく、常時未来が先行する。
それだからこそ、映画で描かれる未来は簡単に予想できるそれであっては困るわけで、「トロン・レガシー」は光と架空の空間をCGで駆使して申し訳ない世界観を作り上げた。 ...
smoke 1995 スモーク

原作のポール・オースターはさながらアメリカの村上春樹だろう。
何でもない日常が、深くて淡い色で重ねられていく。
で、本作も然り。ブルックリンにある街のたばこ屋に、たくさんの小さなドラマが日々生まれれる。
ハーヴ ...
Woodstock 1970 ウッドストック 愛と平和と音楽の三日間

ラブとピースとロックンロール。
最終日の朝にジミー・ヘンドリックスが奏でたアメリカ国家は例え異国の民であろうとも、それがただならぬ一瞬であったことは簡単に想像がつくだろう。
便利で無限の快適が取り揃えられた今、同じよう ...
死刑台のエレベーターElevator to the Gallows

マイルス・デイビスはスクリーンに映し出された無声フィルムに向かって演奏し、このサントラを完成させた。
つまりこれもまたジャズがコードの概念から離脱したユニークな例なのかもしれず、個人的にジャズの歴史上最も映像的な演奏と記憶して ...
The first monday in may メットガラ ドレスをまとった美術館

毎年メトロポリタン美術館で開催される「メットガラ」はファッションとアートが融合する豪華絢爛なパーティー。
この21世紀最高峰の社交場を主催するのはプラダを着た悪魔ことアナ・ウィンターと一緒に各シーンを追いかけたように、その臨場 ...
バスキア Basquiat 1996

喫茶店のウェートレス、ジーナの部屋に転がり込んでいたストリート・アーチストのバスキア。
彼は美術評論家ルネに注目されたことから、アンディ・ウォーホルに認められ、一躍有名になる。
だがそれと引き換えに、ルネやジーナの心は ...