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80年代ファッションをおさらい!

いろんなスタイルが登場していた

カラフルで構築的なパワードレッシングだけじゃない!
80年代は後世に影響を与えるクリエイションが同時多発した。
当時を知る栗野宏文さんの解説付きで時系列で紹介。

1980

パリジャンスタイルのアニエスベーがNYに出店

Agnès b.
デザイナーのアニエスベーは、1975年バリに自らのショップをオープン。
シンプルなフォルム、素材、仕立てで、トレンドにとらわれない、ベーシックながらエスプリあふれるパリジャンのスタイルを表現した。

ティエリーミュグレーが カラフルで構築的なシルエットを展開

Thierry Mugler
1974年ブランド設立。
78年バリに初のショップをオープンする。
肩を強調したパワフルなシルエットを打ち出し話題に。
84年には10周年を記念し、パリのコンサートホールで一般向けに盛大なショーを開催した。

クロード·モンタナが力強い造形を打ち出す

Claude Montana


1979年ブランド設立。
ロンドンとパリを行き来して活動する。
パワーショルダーと彫刻的なシルエットが特徴で、80年代のエネルギッシュなムードを牽引。
メンズウェアや香水なども幅広く展開した。

1981

コムデギャルソン、 ヨウジャマモト
パリコレクション初参加。「黒の衝撃」と呼ばれる

Comme des Garçons
川久保玲が1973年に設立。パリコレクションでは体のラインを覆い隠した黒をメインとした服を発表。
穴が開いたり引き裂かれたようなデザインもあり、「黒の衝撃」や「ぼろルック」と称されて話題を呼んだ。


Yohji Yamamoto
山本輝司が1972年にワイズを設立。
77年に東京コレクションに参加する。
81-82年秋冬ヨウジヤマモトとして初めてパリでショーを開催。
メンズ、テーラードを再解釈し、黒をメインとしたコレクションでヨーロッパに衝撃を与える。

ミラノコレクション台頭。
ジョルジオアルマーニ、ヴェルサーチェなどが存在感を見せる

Giorgio Armani
1975年にスタート。映画『アメリカンジゴロ』で主演のリチャード·ギアに衣装を提供したこともきっかけとなり世界に名を轟
かせる。
81年には手頃な価格帯のエンポリオアルマーニを立ち上げた。

Versace

1978年、ジャンニ·ヴェルサーチェが設立。
グラマラスな女性像を掲げた。
ジャンニ亡き後、97年からクリエイティブディレクターを務める妹のドナテラ
は、80年代からデザインに携わっている。

1982

ジェーン·フォンダがワークアウトのビデオを発売。レオタードやレッグウォーマーなどウェアも人気に

Workout
フィットネスブームが起こり、クラブは社交場化。
ウェアも洗練されていった。
女優のジェーン・フォンダはワークアウトの本やビデオを発売し世界中で大人気
に。
日本でもエアロピクスが流行した。

1983

キャサリン ハムネットがスローガンTシャツを発表

Katharine Hamnett
セントラル·セントマーチンズ芸術大学卒のキャサリンハムネットが1979年に設立。
83年反核や平和運動のスローガンを掲げたTシャツのコレクションを発表し、以降Tシャツでメッセージを訴え続けた。

シャネルのアーティスティックディレクターにカール·ラガーフェルドが就任

Chanel
フェンディを手がけるなど飛ぶ鳥を落とす勢いだったカール·ラガーフェルドが1983年よりアーティスティックディレクターを務める(2019年まで)。
ガブリエル·シャネルが生み出したブランドのコードを再解釈しブランドの再生に貢献した。

1984

ダナキャラン設立。働く女性のワードローブを提案する


Donna Karan
着まわし可能な7アイテム〈セブン·イージー·ピーシーズ〉を打ち出すなど、アメリカのビジネスウーマンのために機能的なファッションを提案。
ストレッチ素材などを用いて着心地のよさも追求した。

1985

アズディン·アライアがボディコンシャスなスタイルを打ち出す
映画『マドンナのスーザンを探して』でファッションアイコンに


Azzedine Alaia
1982年初のプレタポルテコレクションを発表。
女性の体を美しく表現することを目指し、クチュールの精神に基づいた体にフィットするドレスを考案する。
モデルのナオミキャンベルやグレイス·ジョーンズといったセレブたちも愛用していた。

ジャン=ポールゴルチエが男性用スカートを発表


Madonna
1982年にデビュー。
84年アルバム『ライク·アヴァージン』で世界的にプレイクする。
ライダースやデニムを愛用し、アクセサリーの重ねづけ、パンキッシュ×ロマンティックなスタイリングなどが特徴。

1986

アントワープシックスがロンドンのファッションフェアに出展
Jean Paul Gaultier
1976年ブランド設立。
デビュー当時から「恐るべき子ども」の異名をとる。
83年コルセットを用いたルックを発表。
翌年メンズウェアに進出し、当時ではセンセーショナルだったスカートを登場させた。
The Antwerp Six
1980~82年の間にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業したドリス·ヴァン·ノッテン、アン·ドゥムルメステール、ヴァンベイレンドンクら6人を指す。
ロンドンでの発表は各国バイヤーから好評だった。

Run-D.M.C.を筆頭に
ヒップホップ系ファッションが注目を浴びる


Hip-HopFashion
ヒップホップを楽しむ人々は、ゴールドのごついアクセサリー、フーディやダウンジャケット、スポーツウェアなどを好んだ。
Run-D.M.C. が愛用したアディダスのスニーカー〈スーパースター〉は大人気に。

ラルフローレンがNYに初のフラッグシップストアオープン


Ralph Lauren
1967年ネクタイからスタート。
アイコニックなポニーのロゴやポロシャツは70年代に誕生。
日本では、80年代末に席巻した「渋カジ」(渋谷を拠点に遊ぶ若者のトラッドカジュアル)で好まれるブランドだった。

Marc Jacobs
若手注目株だったマークジェイコブスは1989年ペリーエリスのクリエイティブディレクターに。
ベリー·エリスは80年代スポーティなスタイルで存在感を放っていたNYのデザイナー。
86年に死去した。
マークジェイコブスが初のコレクションを発表

1987

クリスチャンラクロワがメゾン設立。
賛を尽くした服を展開する

Christian Lacroix
1987年秋冬オートクチュールコレクションでデビュー。
88年からはプレタポルテもローンチする。
歴史からの引用をちりばめ、賛沢な生地でゴージャスな服を作り上げた。
バラのモチーフがシグネチャー。

マルタンマルジェラがブランド設立

Martin Margiela
アントワープシックスと同じ時期にアントワープ王立芸術アカデミーで学ぶ。
1984年ジャン=ポール·ゴルチエのアシスタントに。
「黒の衝撃」にも刺激を受け、ブランド設立を決意。
89年春夏にデビューする。

1988

Romeo Gigli

大学中退後、約10年間インドやアフリカなどを放浪。
1981年ミラノで活動を開始し、西洋の歴史的なモチーフにエスニックな要素を融合させた。
日本では80年代末にエスニック調のアイテムが流行している。

1989

ロメオ・ジリがエスニックな服を展開
モスキーノなどがミラノコレクションで活躍
Moschino

1983年フランコ·モスキーノが設立。
キャッチーなアップリケやロゴ、スローガンを多用してユーモアあふ
れるコレクションを発表し続けた。
89年秋冬ではミニチュアのテディベアを縫い付けた帽子やスカーフも。