ハホニコ ラメラメトリートメント
コンセプト
①ケアから始まるデザイニング
髪の毛をケアすることでデザインの再現性を高めます。
トリートメントの分類としては内部修復型3浴式トリートメントです。
ヘアデザインを作る上で毛髪をキレイに美しく整え土台を作れるトリートメント
- CMC(細胞膜複合体)の構築
- 前処理としての活用
- 超疎水反応による持続性
1⃣CMC(細胞膜複合体)の構築
髪の毛は大きく分けると繊維質と間充物質に分けられます。
トリートメントは間充物質に働きかけます。
CMCは髪の毛を繋ぎとめる接着剤の役目があったり、水や薬剤の通り道の役目があります。
又、ヘアデザインにおいてヘアカラー(永久染毛剤)をする場合CMCが必要になります。
パーマや縮毛矯正の場合においてもCMCがとても大切です。
2⃣前処理としての活用
トリートメントと聞くと普通はカラー施術、パーマ施術後に行うのが一般的です。
前処理として、ラメラメトリートメントを行うことによって、疑似CMCを作ることができます。
よって、パーマ施術に対しては薬剤の通り道を作り薬の浸透率を上げることができます。
パーマのかかり具合、パーマ形状の持続、カラー施術では色発色の向上と持続に繋がります。
3⃣超疎水反応による持続性
髪の疎水化とは、髪のダメージととても関係が深くあります。
疎水というのは水をはじく状態のことで健康毛を意味します。
それに対して痛みが生じた髪は親水化した状態になります。
HAHONICO
ダメージを受けた髪の状態は「ダメージホール」という穴の開いた形状があります。
髪の毛が水に濡れるとダメージホールが水を吸い込みます。
パーマやカラー等で傷んだ髪は髪の結合などが切れている状態なので、健康な引き締まった髪と比べて水を吸い込み膨らんで膨潤してしまいます。
この状態の髪はドライヤーで髪が乾きにくく、髪の内側から乾燥してパサパサの状態です。
親水化した髪は
- ハリ・コシがない。
- カラーが抜けやすい
- パーマが取れやすい
- 湿気によるうねりが出る
という状態になります。
そこで、超疎水反応とはダメージホール・CMCの補修を行うことです。
ダメージホールの補修
ダメージホールができると、水分が入ったり抜けたりします。
そこで、代わりとなるPPTを補い、疎水化をしていきます。
高分子PPTを使ってダメージホールからPPTを抜けづらくしたり、アルキル化PPTで油分をシリル化PPTでシリコンでコーティングして疎水化をします。
健康な髪の毛の状態は水分・油分・タンパク質が均等に整った状態をラメラ液晶構造と言われ、その状態に近づけていきます。
CMCの補修
CMCは、キューティクルを髪にくっつけたり、髪の水分の出入りをコントロールする成分です。
元々髪に存在する成分ですが、カラーやパーマを施術すると徐々に失われていきます。
そこで、疑似CMCで剥がれかけたキューティクルを補修・補うことで疎水化し、水分の出入りをしにくくします。
②それぞれの特徴
- ラメラメNO1
保湿・保水 - ラメラメNO2
ケラチンたんぱく質 - ラメラメNO3
脂質・油分
髪の毛の成分は①たんぱく質②水分③脂質(油分)
③グリニコ0シリーズでクオリティアップ
共通成分のジカルボン酸配合
髪の毛の強度を守りながら、ダメージの補修を同時にします。
- ジカルボン酸(フマル酸・コハク酸・マレイン酸)毛髪補修成分 プレックス系と似ています。
- ケラチン・セラミド・ぺリセア CMC成分
- メドウフォーム-δ-ラクトン ダメージホールを埋めてくれる成分
リキッドタイプ・クリームタイプ・ジェルタイプ質感が変わります。
- リキッドタイプ 潤いのある、サラサラ感を表現
- クリームタイプ 柔らかさを出しながら、しっとり感を表現
- ジェルタイプ 弾力があり、しっかり感を表現