縮毛矯正(ダブル・アイロンシステム)

焼かない。傷めない。ダメージレス。

スタイラスの縮毛矯正は髪の毛が濡れた(ウェット)状態から熱を加え、コルテックスをゆっくり移動させてダメージを軽減し、水分を含んだ状態の柔らかいストレートヘアを目指しています。
アイロンをかけた髪はキューティクルが焼けて溶け、毛の断面が押しつぶされることで楕円形に変化してしまいます。
ハイダメージ、ハイブリーチ 毛などは、傷みが激しく焦げてチリチリになることもあります。
縮毛矯正に使うEVERRON(エヴァロン)プレート部分 にる「トルマリンラバー」が、髪を直接焼くのではなく、髪への負担を減らした「間接熱」で施術が可能に なりました。

縮毛矯正アイロン。エヴァロンは毎朝のスタイリングしようでは「何度でも、やり直せる」という特徴があります。
髪を焼いて溶かすことによってスタイルを作っていた従来のアイロンは、一度セットするとやり直しが効かないのが難点でした。
熱により髪の「タ ンパク質」が変化してしまうため、もう前の髪には戻せなかったのです。
EVERRON(エヴァロン)は髪を直接焼かないので、カール の角度や強さが気に入らなかった時は、もう一度ゆっくりスルーしてストレートの直毛に戻してから、再び思い通りのカールになるまで何度でもや り直せるので、自由自在にヘアスタイルを楽しめます。

ポイントは従来の縮毛矯正はアイロンワーク前にドライヤーで乾かした後に、アイロン施術によりストレート形状に変化させます。
ここで問題があります。

  • 縮毛矯正の1液剤により毛髪内の水素結合やシステイン結合が切断されますが、シャンプー台で1剤を流した後にドライヤーで毛髪を乾燥させると、その時点から水素結合による再結合が始まります。つまり、ストレートになりづらい状態になります。
  • 普通の縮毛矯正用アイロンでは濡れた状態から、直接アイロンワークをすると毛髪内の水分が急激に膨張することによる水蒸気爆発がおこり毛髪のダメージにつながります。また、高温の水蒸気がやけどの原因になります。
  • 200度近い高温のアイロンワークにより、髪はキューティクルが焼けて溶けて毛の断面が押しつぶされ、楕円形に変化してしまいます。

ダブル・アイロンシステムによる縮毛矯正

  1. 還元剤(1剤)を良く流して(水洗のみよりもシャンプーを推奨)中間処理を 行い残留アルカリをしっかリ取り、しっかりとタオルドライします。
  2. ゆっくりと滑らす様に(10cm/1秒の速度が目安)遠赤熱を加える(クリープ化) 。テンションは、軽く加える程度で入れすぎずスルー。
  3. 水素結合の再結合を防ぐ為、ウエット状態からはじめ、最初にアイロンを根元から200℃  [ラバーの表面温度は、-20℃になり180℃]前後に設定し、1~2cmスライス幅 の髪をツインブラシでテンションをかけながら3~5回ゆっくりスルー。 パネルは、頭皮に対して90度で引き出します。 新生部へのアイロンワークは、内部まで熱エネルギーを与え、水素結合の再結  合化を防ぐ為に行います。
  4. 中間~毛先 110℃~140℃[ラバー表面90℃~120℃]に設定し、毛先のダメージ部分 のアイロンワーク。毛髪の内・外部に熱エネルギーを与え、矯正の為に乾燥するまで行います。 毛先のアイロンワークは、熱変性を防ぐために、必ずウエットの状態から始 めます。乾燥した毛髪への高温のアイロンワークはダメージの原因となります。
  5. 酸化剤(2剤)塗布&トリートメント処理&仕上げ  酸化剤(2剤)を全体にたっぷリ塗布し、8~10分放置してから、酸化チ ェックを行い、お流し。 通常通りにトリートメントをしてから、ブローで仕上げます。

Posted by styleskoenji