タミゼ クロイソ   antiques tamiser

この建物は昭和初期に建てられ、タクシー会社の車庫と整備工場だったそうです。
店主の吉田昌太郎さんは恵比寿の店舗は火曜から日曜日までの営業で、日曜・月曜と黒磯で過ごし、火曜日の午前中に東京に戻るそうです。

タミゼさんも何度も足を運ばさせていただいているお店ですが、いつも素敵なセンスを頂いています。
日本の建築は職人の作る民家などは「3世代は持つ」と言われてきましたが、度重なる地震と木で作るが故の火災で、消失しやすい状態。
また、第二次世界大戦での焼夷弾により、重要文化財も多くなくなりました。
それに対し、ヨーロッパでは石造りの建築と地震による災害が少ないため、数世紀前の建築が多く残るため、アンティークに対する考え方も違っています。
新しいものは新しいもので価値がありますが、古きものを大切に長く使う文化も素敵だと思います。
奥様のフードスタイリストの高橋みどりさんも、「茶臼岳に登られたのですか?」と声をかけていただいたり、存在感のセンスに勉強させていただいています。