Naked Lunch 1992 裸のランチ

ビートニクの名作「裸のランチ」をモチーフにクローネンバーグが映画化ということで期待も高まるが、実際分かり易さは2013年日本公開の「オンザ・ロード」がぐんと上だろう。
明確ななあらすじもなく、オーネット・コールマンが相も変わらずにフリーキーにサックスを奏でる本作は、娯楽の対象ではなくシュールレアリスティックなヴィジュアルとして理解することで、その音も余計に映える。