欲望 (1966) BLOWUP

スウィンギング・ロンドンというUKの60sカルチャーは音楽的に形容することが難しい。
ロックもスイングすることを可能にしているし、実際この「欲望」でハービー・ハンコックが奏でるのはR&Bだ。
では、誰がこの作中で一番広義のスイングをしているかといえば、紛れもなくデヴィッド・ベイリーをモデルにしたカメラマン役トーマスだろう。
欲望にまたがること。
つまりそれがスイングだ。