美容師ブログ 目次

2023年現在、高円寺でオーナー美容師をしています。
東京の窪田理美容専門学校を卒業し、インターン(今はこの制度はありません)から美容師を約30年近くしています。
これから、僕の美容室が気になって来店するお客様のための動機の一つの「どんな美容師さんなんだろう?」という経歴、人柄を来店前に理解してもらうという事と自分の歴史の一つに「プロフェッショナルの美容師育成のスクールの先生時代」があるため、美容師を目指す人の参考になればという思いがあり、書き進めようと思います。
まずは、目次を書きます。


高円寺の美容室スタイラス カットスクールと美容業界裏話
  1. 1990年代の美容学校時代 
    僕の時代は1年間で卒業しましたが1998年に2年制に変更されます。
    ここでびっくりなのが、美容学校は国家試験(日本では国家資格がないとお客様に施術することができません)を合格させる事がメインの機関であって、美容師を育成する(現役の美容師さんに必要な技術を習得する)機関ではないという事です。
    簡単に言えば、学校を卒業してもほぼシャンプーも学校によって格差はありますが、お客様に入客出来るレベルではありませんし、ほぼ何もできない状態で美容室に就職する点です(今でも基本的には変化はありませんが、美容学校は独自にカリキュラムを組んでいます)。
  1. 美容人生のスタート
    「萩原宗美容室」の東京世田谷豪徳寺店で美容師1年目を迎えますが、第一希望の青山ベルコモンズ店を落選して厳しい美容師人生をスタートします。
    一般の方は美容室は明るくて、おしゃれで楽しそうな仕事に見えると思いますが、「白鳥は水面を優雅に浮かぶも実は水面下では必死に足をもがいてる」という言葉通り、当時の有名店はほぼ軍隊のような仕事場です(現在でも有名店ほど体育会系体質です)。
  2. スタイリスト合格への道
    スタイリストに合格するまで薫陶の連続の4年間
  3. 美容師養成学校の講師に転職
    鶴丸先生に師事し新宿マスターズサロン(日本で初めてのプロの美容師育成機関)に転勤。
  4. 職人型技術先行型美容業界から近代上場型サロンへ
    近代上場企業型サロン経営を習得すべく「taya」に入社。
  5. イギリスからフランスへ
    イギリスサッスーン型のヘアスタイルに限界を感じ、フランス系のヘアスタイルの造形の勉強をすべく「モッズヘア」に入社。
  6. 独立への旅立ち
    30歳を過ぎて人生の岐路に立ち、国民金融公庫から400万円を借りて高円寺に2011年3月独立。
  7. 過去から未来への美容師さんへ
    10年を過ぎてコロナウィルスが世界に蔓延したことを機に今の美容師業界の現状や、世の中の美容師さんに技術伝達すべく、YOUTUBEカットスクールを始めました。

大体、このような流れで重くなり過ぎないように当時のヘンテコな風習や笑い話を入れながら書いていきたいと思っています。

高円寺・阿佐ヶ谷の美容室スタイラス