モータウン Motown
マーヴェレッツ The Marvelettes
1961年、のちにビートルズもカヴァーした「Please Mr.Postman」で全米1位に。
モータウン初のNo.1アーティストとしても知られるガールズ・コーラス・グループ。
以後も数々のヒット・ナンバーを放った。
サムクック Sam Cooke
ゴスペル・グループ、ソウル・スターラーズを経て、1957年にソロのR&Bシンガーへ転向。
「A Change Is Gonna Come」など数多くのヒットを生み出した。
1964年、ロサンジェルスのモーテルで射殺された。
Wilson Pickett ウィルソン・ピケット
Wilson Pickett ウィルソン・ピケットとグレゴリー・オールマン Gregory Allman。
ゴスペル・シンガーのベースを持ち、ファルコンズのメンバーを経てソロに。
「In The Midnight Hour」、「ダンス天国(Land Of 1000 Dances)」などのヒットを放ち、60年代アトランティックに大きな功績を残した。
2006年逝去。
Jr.Walker & The All Stars ジュニア・ウォーカー&オールスターズ
1964年にモータウンと契約したテナー・サックス奏者。
ジュニア・ウォーカー&ザ・オールスターズを結成し、「Shotgun」「(I’m A) Road Runner」など、ファンキーでゴキゲンなヒットを次々と生み出していった。
スティーヴィー・ワンダー Stevie Wonder
誕生後すぐに視力を失うも音楽の才能に恵まれ、わずか11歳でモータウンと契約。
リトル・スティーヴィー・ワンダー名義で1963年に「Fingertips, Part 2」をスマッシュ・ヒットさせて以来、現在に至るまで最前線で活躍している。
マーヴィン・ゲイ Marvin Gaye
ドラマーとしてモータウンに加入後、ソロ・シンガーに。
1971年の『What’s Going On』以降は、クリエイター精神を発揮。
モータウンを離れた70年代後半には薬物依存症など数々のトラブルに巻き込まれるが、82年に発表した『Midnight Love』で復帰。
しかし84年、実の父親に射殺されます。
フォー・トップス Four Tops
1956年結成のコーラス・グループ。
チェス・レコーズ以下いくつかのインディ・レーベルを経て、1963年にモータウンと契約。
65年の「I Can’t Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch)」など多数のヒットを放った。
マーサ&ザ・ヴァンデラス Martha & The Vandellas
マーサ・リーヴスを中心として、1963年に結成されたガールズ・トリオ。
1963年の全米No.1ヒット「Heat wave」をはじめ、多くのヒットを放った。
マーヴィン・ゲイのバックアップ・シンガーを務めていたことも。
テンプテーションズ The Temptations
オーティス・ウィリアムス、メルヴィン・フランクリン、エディー・ケンドリックス、ポール・ウィリアムス、エルブリッジ・ブライアントによって1961年に結成されたコーラス・グループ。
メンバーを入れ替えながらも、64年の「My Girl」など数多くのヒットを生み出します。
Diana Ross & The Supremes ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームス
ダイアナ・ロスを中心としたガールズ・トリオ。
1964年の「愛はどこへ行ったの?」(Where Did Our Love Go)など、60年代にヒットを連発。
69年にダイアナが脱退して以降も、メンバー・チェンジを繰り返しながら活動。
映画『ドリームガールズ』のモチーフ。
モータウン Motown
モータウン・サウンド Motown Soundは、1960 – 1970年代において、人種を問わず多くの人に支持された音楽です。
流行の原因の一つに、歌手・演奏チーム・作曲家といった完全分業制が大きな特徴の一つです。
専属ソングライターたちによるポップかつ時代の空気を反映した楽曲。
ベーシストのジェームス・ジェマーソンなど、ジャズ的なセンスも備えたスタジオ・ミュージシャンのユニット。
ファンク・ブラザースの演奏。
ビートを強調するタンブリンの音、実力とスター性を備えたシンガーたちの歌唱およびゴスペル起源であるコールアンドレスポンスの掛け合い的ハーモニーからなる音楽は、モータウン・サウンド(Motown Sound) と呼ばれました。