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美しい女(人)、その理由 What makes her beautiful

いまの時代、「美しさ」とは、何か。
そして、「美しい女(人)」 とは?
美しさは、佇まいや心の在り方に漂うもの。
日常に幸せを見つけるやわらかな感受性を宿していたり、
目の前で起きた出来事に感動し、
その想いを丁寧に発信する強さを伴うこと。
自分自身の世界観や価値観を持ちながらも、
しなやかに周りを観察して受け入れ、
ユニークに表現する粋なアティチュードを持っていること。
そんな「美しい女」たちが日々感じている、
「美しさ」の定義を教えてもらった。
フランスや日本の女優、社会問題に向き合うアクティビスト、
料理人や作家、ミュージシャン、映画監督 。
彼女たちの言葉からいまの時代を豊かに過ごすヒントを得て、
「美しく生きる」ことについて考えます。

カトリーヌ・ドヌーヴ  Catherine Deneuve 高円寺 阿佐ヶ谷 中野 美容室 美容院

Lifestyle


フランス女優に宿る、美しく在ることの意義。
ファッション撮影のスタジオで、 映画祭のレッドカーペットで、数々の大物女優にインタビュー。
美しき女性たちと交流を重ねてきた、フランス版マダムフィガロ誌のベテランジャーナリスト、リシャール・ジャノリオがフランス女性の美を語る。

フランスを代表する女優やトップモデルが、毎週土曜日にフランス版マダムフィガロ誌の表紙を飾る。
ファッション、美容、セレブリティ部門を司るリシャール·ジャノリオのオフィスは壁一面に歴代の表紙が張り巡らされた、まさに「美しい女」の神殿だ。
雑誌の表紙は、彼女たちの美しさを求めてカメラが捉えた姿。
だが撮影の舞台裏やインタビューで、 カメラに映る姿とは別の、素顔に接してきたジャノリオは、「美とは顔立ちの美しさではない。美しい女性とは、一緒にいて楽しい人、幸せな女性」と語る。
フランス女優たちの、その奥に秘められた魅力を見つめると美しい女の生き方とは何か、が見えてくる。

カトリーヌ・ドヌーヴ、極めてフランス的な……。

人を美しくするもの、それは言葉では説明できません。
態度やユーモア、エスプリや知性など、表面的な美の奥に、別の魅力がなくてはならない。
その意味も込めて、美しいフランス女性として真っ先に頭に浮かぶのは、カトリーヌ・ドヌーヴです。
外見の完壁な美しさ、立ち居振る舞いや精神面までもエレガントで、彼女はフランス女性の象徴といえるでしょう。
まず、ライフスタイルがとてもフランス的です。
アール・ドゥ・ヴィーヴルを好み、美食を愛し、イヴ・サンローランをはじめとするフレンチモードを擁護する。
常に現代的で、決して身を持ち崩したり、ダサくなったりしません。
若い女優の中で、憧れの人としてドヌーヴの名前を挙げない人は いない。
ドヌーヴは、私生活を守り、神秘性と威厳を保っています。
自由な女性という意味でも、とてもフランス的な人です。
一度も結婚せずキアラ·マストロヤンニをもうけ、ロジェ・ヴァディムとの間にも息子がいる。
当時、結婚しないことは異例、でもスキャンダルにはならなかった。
それは彼女にいかにも自然な威厳とエレガンスがあるからです。
一方で、サングラスもかけずに外出し、街角で新聞を買い、週末には蚕の市に行く。
有名女優という立場につきまとう制約や重みを超越して、人がなんと言おうと気にしない 彼女は「私は自分のしたいことをしてきた」と言います。
インタビューの中には、時代の主流派と反対の意見や、間の悪い意見を述べて損をするようなものもある。


しかし、 彼女は闘うこと、自分にとって大事なことを話すのを恐れません。
それはキャリアを見てもわかる。
ドヌーヴは、演じる人物とともに年齢を重ねています。
何としても美しく見せることを選ぶのではなく、リスクを冒す。
デビュー作や新人監督の作品、インディベンデントフィルムにも出演する。
常に若い映画人をインスパイアする存在なのです。