残留色素・白髪染め・トーンダウン毛を徐々に明るく
残留色素を取り除く
グレイカラー剤は低明度の薬剤ほど染料の量が多く、繰り返し染めることで通常の ヘアカラー剤よりもさらに残留色素がたまりやすくなります。
そのため、エイジン グ毛では「残留色素をいつ、どのように取り除くか」が重要になるわけですが、 ダメージレベルに合わせて、2つのテクニックを使い分けています。 ダメージが比較的少ない場合
は、 パウダーブリーチとライトナーを利用して、ワンメ イクで残留色素を取り除きます。
この場合、アルカリ度が高 くなるため、損傷の激しい髪には使えません。
ダメージが蓄積している髪には、ハイラ イトウイービングを入れますが、ベースの髪と合わせて、2レベル明るく見せ る効果を狙います。
パウダーブリーチも少量であり、 ホイルの枚数が少 ないので、ダメージを極力減らしながら明るく見せる方法です。
明るくしたい・透け感を出したい・くすみを取りたい
グレイカラーのお客様に「いま気になっているところは?」とお聞きすれば、ほとんどの方が「白髪が伸びてきた」ことを挙げられると思います。
「毛先部分に関しても何か思うこと?」「全体の現在のヘアカラーの印象に関しては?」。
すると「パサつき」「ツヤがない」「くすんでいる」「暗い」と訴える人が多いはずです。
「グレイカラーとファッションカラーの違い、ホイルで少しずつティントを抜いて、徐々に明るく透明感を引き出す方法があります。
「明るくしたい」と言った場合、単純に明度を上げることだけではありません。
明度を上げて 「派手にしたい」人は少なく、
「顔周りにだけ少し明るさが欲しい」
「ファッションカラーのような色になりたい」
「透け感のあるきれいな色になりたい」
ことも多いと思います。
暗くなり過ぎた髪を明るくするには?
ご自宅でホームカラーを施術して、あまり思ったように染まらなかったという経験があると思います。
その場合、「明るくなり過ぎた」「暗くなり過ぎた」「明るさがイメージ通りだが白髪が染まらなかった」などがあると思います。
その中で、暗くない過ぎて、もう一度ホームカラーをしてイメージ通りに染まらず、根元だけ明るくなって、毛先が明るくならなかった経験はありませんか?
そういう人は是非、次の動画を見ていただくとわかると思います。
黒く沈んだ髪を透明感ある髪に戻す作業を「トラブルシューティング」といいます。
結果は美容師のプロに任せたほうがいいと思います。
黒くなった髪の毛のティント(染料)はなかなか落ちません。