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丸龍文人は自身のブランド 「フミト ガンリュウ」を立ち上げた2018年間に フイレンッェのメンズ合国展示会員「ビッティ·イマージネ·ウォモ」に特別枠で招待された。
その会場でファッションショーを開催し華々し いデビ ューを飾った。
新ブランドにしては異例といえる快挙だ。
続く13年にはバリコレクションに参加し、さらに世界から熱い視線を注がれるようになった。
丸龍は、かつてコム デ ギャルソンで9年間「ガンリュウ」を率いてきたデザイナーだ。

その実力の高さは折り紙つきで、今モード界が、 独立した彼の活動に大きな期待を寄せている。
コレクションの主輪は、 都市生活にフィットしながらも躍動感があり、日常に溶け込む洋服である。
1990年間代のストリートスタイルを彷彿させる独自の作風は、フミト ガンリュウでも健在だ。
スポーツ、アウトドア、 ヴィンテージなどから要素が抽出されて、一着の服に完壁なまでに落とし込まれている。
しかしシルエットはスーパービッグだったりルーズだったり、その変化は自由自在。
パッと見では着こなしにくく思える服も少なくない。
だが実際に着てみると、体型や性別を超えて、すんなりと身体に馴染むことに気付く。
ボケットなどの実用的なディテールもふんだんに配されている。
彼がこのブランドで思い描いているスタイルは、「21世紀にふさわしい服」だ。
丸龍が言う。
「独立以前からべースは変わっていません。しかし年齢を重ね、これまでゃってきた服づくりに色気やラグジュアリーさを加えるようになりました」
独立してゼロから再度挑戦し始めたフミト ガンリ ュウに、彼は現在の日々感じる想いや思想を込めている。
「人間が生きている地球、そのことへの意識が根底にあります。 環境保護やサステイナビリティの考えが、当たり前になるべきという想いです。 都会で着る服の中に自然界を感じさせる要素を入れ、着る人のマインドに共鳴させるデザインを考えています」
デビューシーズンでは「水とたわむれる」をコンセプトに、防水·接水の生地や、速乾性のクイックドライなどを用いてコレクションをつくった。
20年春夏では風景写真をプリントした生地で服を仕立て、身体が自然と一体になる感覚を目指した。
「街にいながら、自然について考えたり、体感するきっかけになれたら」 着ることを楽しみながら、別の側面からの感情も沸く服だ。
そこには彼が社会に投げかけるメッセージがある。
一見特異でありながらロングライフデザインである点も見逃せない。
「長く着てほしいです。 それが僕の考えるサステイナビリティのひとつでもあります。 一見すると奇抜な服も、しっかりとつくられていれば10年後に再び着たくなることもあるでし よう。眼の玄人を陰らせる仕事をすることも僕の大事なテー マなのです。 一つひとつのプロダクトがいつか、いい古着になってくれれば、 と」
コントチュトルな発想をもとにしつつ、新時代のワードローブを生み出す丸龍。自身の思想を押し付けず、さらりと落とし込む酒落心が彼のセンスだ。
時代が求めるファッション·デザイナーの姿がここにある。
ガンリューウの終了から約1年半を経て、再び ファッションの仕事をするようになりました。
自然環境や異業種の産業のことを考え続け、 ファッション以外の道も模索していた矢先のことです。
最もやりたいことは、 「地球で生きること」と答えが出ました。
もはやファッションもその場の思いつきで好き勝手につくっていい時代ではあ
りません。
でも都会暮らしでは酒落た服装をしたい。
服に感情移入して、 結果的に僕と同じように自然界に関心を持ってもらえたらと願っ て無います。
フミト ガンリュウは変わったシェイプでもヴィンテージの要素が入っていたり、最新の技術でつくられていたり、二面性のあるものが多い です。
そのギャーップに面白みを感じていただければと思います。
完成度を高くしているので、 陳腐でもないし子どもっぽくもないと思います。
単に奇抜でその時しか着られない服はつくりません。
それをやってしまうと、つくり手として無責任になるでしょう。
我々がこだわりをもつことは、購入してくださるお客様にも決して無駄ではないと考えています。
今回は大好きな雑誌であるPenのクリエイター·アワードに選んでいただき光栄に思っています。
独立して海外で新作発表を繰り返すようになった2019年は、これまで以上に人とのつながりを実感する一年になりました。
来年は日本でオリンピックが開催され、日本の産業を世界にアピールできるいいチャンスになる年です。
僕もキャッチーなアブローチで多くの人に伝えられる手段を考えているところです。