ダーク・スター Dark Star 1974

SWを象徴するワープシーンは、 この作品から生まれた。

21世紀半ば、人類は地球から宇宙に新天地を求めていた。
移住者のため、不安定惑星を爆破する任務に就いた4人。
いつ地球に帰れるとも知れない日々の中で事件が起こる。
’74年アメリカ/監督:ジョン・カーペンター
出演:ブライアン・ナレル、ダン・オバノン

SWを象徴するワープシーンは、 この作品から生まれた。
USC時代から交流のあった2人の記念すべき長編デビュー作。
ジョン·カーペンターが監督と音楽と共同脚本。
原案と共同脚本と特撮監督を、探査船ダーク·スター号の乗務員の一人として出演もしているダン ·オバノンが担当している。
本家のワープには、 正面から放射状に星が流れる以外に、横に流れていくシー
ンも。
これは、1968年「2001年宇宙の旅』でスターゲートを撮影したスリットスキャンの原理を応用して、 星の穴を開けた黒い紙からカメラをグッと引く手法を使っている。
また、ダン·オバノンは『エイリアン」の原案者で、 脚本とビジュアルコンセプトコンサルタントも手がけ、H.R.ギーガーにエイリアンをデザインさせた天才。
劇中には、赤いビーチボールに足が付いた宇宙生物が描かれ、エイリアンの登場シーンが思い出されるようなカットも。

ダーク・スター Dark Star 1974