海外 映画 cinema

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標

――映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の話題にいきましょう。これまでのサウンドトラックはプログラミング主体の音作りでしたけど、今回は生音ですね。オファーが来たときはどんなものを作ろうと思ったんですか。

...

海外 映画 cinema

LUPIN the Third -峰不二子という女-

『ルパン三世』のTVシリーズとして注目を集めた『LUPIN the Third 峰不二子という女』。そのサントラを手掛けたのが菊地成孔だ。峰不二子をヒロインに据えたスピンオフとはいえ、これまで山下毅雄、大野雄二といったマエストロたちが ...

海外 映画 cinema

華麗なる賭け THE THOMAS CROWN AFFAIR

スティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイがチェスからキスに及ぶシーンに興奮しない男子はいないだろう。先に知っていれば、シャロン・ストーンが「氷の微笑」で脚を組み替えることに動揺なんかしなかったはずだ。劇伴を飾るのはハリウッドに進出 ...

海外 映画 cinema

レザボア・ドッグス RESERVOIR DOGS

ひたすらに殺しあう戦慄はクエンティンが影響を受けたであろう任侠映画以上に激しく、そこに流れる血が思わず美しく見えてしまうほど。
ギーグも極めれば一流。
乾いた空気の中で反復される殺戮によって、洗練の大衆作品へと昇華させ ...

海外 映画 cinema

T2 トレインスポッティング T2 Trainspotting

トレスポの90年代は、「70年代~80年代の空気をいっぱいに吸い込んだ90年代」なのである。使われていた音楽が90年代の音楽だけではなかったこと、それどころかフタを開けてみれば映画の中心を占めていたのは70年代、80年代の音楽であった ...

海外 映画 cinema

トレインスポッティング Trainspotting

ユアン・マクレガー(レントン)
第一作である(トレインスポッティング)がこんなにもインパクトを持った作品になると思っていましたか?
「あぁ、僕は常に「トレインスポッティング」がそういう作品になるだろうって、むしろ傲慢な ...

海外 映画 cinema

My Blueberry Nights マイ・ブルーベリー・ナイツ

ウォン・カーウェイはやはりクリストファー・ドイルの撮影でアジアを描くことに長けていると思うが、ブルーベリーパイを媒介してロマンスをヴィジュアル化することにおいて、ノラ・ジョーンズをキャスティングしたことは音楽サイドから見ても巧妙だ。

海外 映画 cinema

フラッシュダンス FLASHDANCE

映像としての強さは「Water Scene」であるが、音楽的にはクライマックスのアイリーン・キャラの「What a Feeling」となるだろう。
当時のパラマウントのビジネススタイルとして、音楽との相乗効果を狙った戦略はこの ...

海外 映画 cinema

卒業 THE GRADUATE

このキャリアを勝手に切り上げるわけではないが、この「卒業」から「レインマン」までダスティン・ホフマンはおののく程に盟友ダ。
花嫁を式場から連れ去ることも人妻との情事をこなすことも、若さにほろ苦さをまとわせながら見事に演じ、そこ ...

海外 映画 cinema

ムーンライズ・キングダム MOONRISE KINGDOM

どこまでも完璧なディテールを突き詰めるウェス・アンダーソン作品は、衣装のみならずイメージとサウンドのリンク度合いも同様に評価されるべきだと考える。
劇中何度も耳にするアレクサンドル・デスプラの「The heroic Weath ...