和漢彩染
和漢彩染パウダーで染めるカラーシステムの特徴
ヘア・カラー剤独特の「ツン」とした匂い、ヒリヒリと痛む頭皮、重ねるごとに蓄積するダメージにお別れする!
アルカリ剤・界面活性剤・過酸化水素を使用しないパウダーが、髪と頭皮を優しく包み込みながら染あげます。
和漢彩染は、水・和漢植物・自然食品・染料等の融合素材で完成した自然派志向の染毛技法です。
和漢彩染は、ナチュラル素材/食品ベース
アルカリ剤・界面活性剤・過酸化水素を使用しないパウダーが、髪と頭皮を優しく包み込みながら染あげます。和漢彩染は、水・和漢植物・自然食品・染料等の融合素材で完成した自然派志向の染毛技法です。
和漢彩染とは、へアカラー、マニキュア、ヘナに続き、美容業界に革命を起こす第4のカラー剤として注目されています。その秘密は、小麦粉、コーンスターチ、和漢植物エキスなどの食品がベースになっていることや、和漢彩染の粉末(パウダー)は、アルカリ剤、オキシ、界面活性剤を一切使っていなのに、しっかりと鮮やなカラーが、優しく表現できるからです。
和漢彩染パウダーで染めるカラーシステムの特徴
(通常ヘアカラーと「和漢彩染」との違いについて)
ヘナと比較して
1.トーンアップ、トーンダウンが自由自在にコントロールできる。
2.ヘナに含まれている、ローソン(植物色素)とタンニン酸の影響を受けないので、和漢彩染なら、パーマ施術にも影響しない上、カラーチェンジが可能です。
3.和漢パウダーは、水溶き4~5倍なのでローコストです。(ヘナは2~2.5倍希釈)
4.酸による蛋白変性がないので、仕上がりがゴワつかず質感が柔らかい。
5.和漢パウダーは、放置タイム後も固まらないので操作性が良い。
6.植物性染料独特のいやな臭いがなく、和漢ハーブの香りを楽しみながら施術できます。
7.医薬部外品認可なので、人間に使用できることが明記されています。
8.あらゆる色が再現できます。(12種のパウダーで100パターン以上の色味可能)
従来のカラー剤と比較して
1.和漢パウダーは、ノンアルカリなので、アルカリによる損傷・刺激・臭いはありません。
2.過酸化水素(オキシ)を使用しなくても発色ができます。(※但し、脱色には使用する)
3.お湯で希釈するパウダー状の染料なので経皮吸収がなく安心です。
4.少ないアイテムで無限大の色を再現できる。(在庫の負担がかかりません)
5.和漢パウダーには10%以上ハーブが配合され、ツヤ・質感が良く、トリートメント効果が大きい。
6.和漢彩染なら、従来のカラーより演出効果があり、料金のアップが可能です。
和漢彩染は、8レベル以上の明るい白髪染めにも対応しています
「明るい白髪染めがしたい」これがお客様の要望です。
ところが、明度が明るかったら白髪が浮いてしまったり、ヘナやマニキュアだと「ぼかし」に近い状態になり、オススメするには幅が限られてきます。
和漢彩染の場合、新生部の処理(ベース)がきちんと出来ている状態だと、どのようなパウダーをオンしても対応できます。
和漢彩染はノンアルカリなのでメラニンを破壊する効果がないので、現状より明るくすることが出来ません。
したがって、根元など明るさの欲しい部分はLUC(脱染剤・ライトニング剤)やオキシを使用します。
和漢彩染のLUC(ブリーチ剤)は従来のアルカリ剤に比べてアルカリ量を10分の1以下に減らしているにもかかわらず、きちんと明度が上がります。
少ないアルカリ量でも、オキシを2倍で溶いたとしても刺激は緩和されています。
またオキシにもアルカリにも和漢植物エキスが全種類含まれておりますので、より一層刺激が緩和されます。
明るい白髪染めをする前の注意点
オシャレ染めのカラー剤は黒髪を明るくし、希望の色味に発色するものです。
しかし白髪がある場合はどうでしょうか?
結論からお伝えすると、オシャレ染めのカラーリングでは白髪を染めることはできません。
何故ならオシャレ染め用のカラー剤には茶~黒色の色素が配合されていないからです。
ですから、おしゃれ染め用のカラーでは白髪部分がまわりと馴染まずに浮き上がって見えてしまいます。
今でも根強く信じられているのが、白髪染めをすると髪が真っ黒になってしまうという噂です。
これは昔の話で、いまは白髪を明るいトーンで白髪を染められる薬剤を各メーカーが開発しています。
ただし、トーンが明るくなるほど白髪をしっかり染めるのは難しくなるので、しっかり隠したいひとは少し低めのトーン(7レベル以下くらい)を選択しましょう。
明るい髪色を施術する前に自分の髪の状態で知ってほしいのが「白髪の量」についてです。
白髪染めをする際、白髪の量が多いと仕上がりがイメージよりも明るく感じる事があります。
白髪が多い方は少し暗めの白髪染めを選んで、しっかりと色を入れることを重視します。
無理に明るくすることで髪が痛むリスクが高い3つの状態
- 今までずっと真っ黒に白髪染めをしていた場合
白髪染めの染料が色落ちしにくいため、短期間で明るくするほど髪が痛みやすくなります。 - ヘナ・カラー(草木染め)で暗く染めている場合
ヘナで染めた髪は中々明るくなりません。徐々にカットしながら明るめに薬を変えていきます。 - マニキュアで暗く染めている場合
長期間同じ色のマニキュアを使用していた場合は特に色が抜けません。マニキュアを落とす事から変えていきます。
3つの状態は美容師と要相談です。
和漢彩染は、今の明度を現状維持したい方、退色した髪を戻したい方、トーダウンしたい方に最適です。
和漢彩染は、髪にハリコシのない方、地肌が弱い方、天然・自然志向の方におすすめです。
これは、ヘナでもない、マニキュアでもない、ヘアカラーでもない。「和漢彩染」という第4世代のカラー剤です。
和漢彩染のパンフレットを見せますと、「これはヘナですか?と」9割近くの方に聞かれます。
しかし、「和漢彩染」はヘナが配合されていません。
では主成分は何かと申しますと、口に含んでも大丈夫な「小麦粉・コーンスターチ・ハーブ」で髪や頭皮をいたわりながら染色します。(但し、染料は含んでいます。)
和漢彩染は、髪にハリコシのない方、地肌が弱い方、天然・自然志向の方に、また、今の明度を現状維持したい方、退色した髪を戻したい方、トーンダウンしたい方に最適です。
和漢彩染は、アルカリやオキシを使用しませんから、染めれば染めるほど髪がよくなります。
一旦染めた部分にアルカリやオキシを使ってヘアカラーをしますと、ダメージでだんだん髪が細くなってきます。
また、オキシが原因で髪の水分を飛ばしてしまいますので、仕上がりもパサついた感じになります。
和漢彩染パウダーには、アルカリ・オキシが含まれず、なおかつ天然ハーブの力で和漢彩染をやれば、やるほど髪がよくなります。(新生部のみ、アルカリ・オキシを使用する場合があります。)
和漢彩染は、界面活性剤を使用しないので経皮毒の心配がありません。
ヘアカラーを製造する際に必要な原料は水と油ですね。
しかし、ドレッシングのように水と油が分離しないために界面活性剤が必要となります。
界面活性剤を使用すると、染料が頭皮の奥深くまで浸透してしまい、地肌に色が残留しやすくなります。
和漢彩染の場合「小麦粉・コーンスターチ・ハーブ」を使用することにより、頭皮への経皮吸収が少なく、地肌に色が残ることがほとんどありません。
和漢彩染は、刺激臭がなく、香りを楽しむことができます。
ヘアカラーにはアルカリ剤が不可欠で、アンモニア配合の商品が多く、鼻にツンとくる刺激臭があり、居心地が良くありません。
ノンアルカリパウダーカラー(和漢彩染)はハーブ配合により心地よいリラクゼーション空間を提供することができます。
また、調合済みの和漢彩染パウダーにアロマオイルやノンシリコンタイプのトリートメントをブレンドして、香りを変えたサービスも可能です。
和漢彩染で染めると、頭皮への刺激が少なく、育毛促進にも効果!
和漢彩染にはヘナが配合されていません。
主成分は、口に入れても大丈夫な「小麦粉・コーンスターチ・ハーブ」で髪や頭皮をいたわりながら染色しますから(染料は含まれます)、ジアミンかぶれの無いことが前提ですが、和漢彩染パウダーは頭皮から塗布することによって、毛穴の汚れをキレイにするだけではなく、育毛促進効果も発揮できます。
和漢彩染の施術後2~3日間は濡れた髪でのタオルドライに気をつけてください。
特に明るい色での染着や、ロングヘアでドライイングが不足の場合には、施術直後に枕等への色落ちが心配されます。
医薬部外品認可をきちんと取得していますので、和漢彩染なら何か問題が起きた時には保険で対応できます。
和漢彩染の認可が取れるまで、通常ヘアカラーの2倍の期間がかかりました。
それは、前例がないからです。
ヘナと同様に雑貨あつかいで出せば早かったのですが、もしお客様に何かあった場合、サロン様の自己責任になってしまいます。
和漢彩染は、サロン賠償保険に入って頂ける対象の認可商品です。サロンでの施術に万全を規することで、お客様に安心感と信頼感を与えることができます。
和漢彩染なら、従来出来なかった「地肌から塗布できるマニキュア」として使用できます。
マニキュアの場合、タール色素やHC染料を使用していますので地肌についてしまいますと、取れません。
だから根元からベタ塗り出来ない点が残念です。
和漢彩染の場合、地肌から塗布しても界面活性剤が含まれていないため、乳化をきっちりしていただくとすぐに取れます。(※但し、ジアミンかぶれのある方は出来ません。)
和漢彩染はグレイヘア(白髪染め)だけでなく、ファッションシェイド(おしゃれ染め)にも、対応しています。
wakansaisen color variety
アーモンドショコラ O:R:P:BB8=2:1:1:1
ベージュブラウン Y:P:BB8=3:1:8
ピンクベージュ R:P:W=3:1:12
マロングラッセ O:G:BB8=2:2:1
チェリーブラウン O:P:W=5:1:18
パンプキンオレンジ Y:O:BB8=2:2:1
黒染めをサロン・御自宅で繰り返している方で、少し明るい白髪染めにしたい方に。
髪の毛の中で発色している白髪染めの染料は、ヘアカラーでは明るくできません。
脱染剤(ブリーチ剤)で黒染めの染料を脱色して、その後、和漢カラーで施術します。
髪の負担がかかり、多少、色ムラが残ります。
2工程になりますので、費用が別途かかります。
自髪の明るさよりも明るくしたい方はLuc処理の2工程・自毛の明るさでの1工程
和漢彩染のパウダーだけでは黒髪のメラニン色素の脱色作用はできません。
そこで、自髪を明るくしたい方は、Luc処理という脱色作業を行います。
Lucには10レベル・8レベル・6レベルが用意されています。Luc処理をして希望の明るさにした後、和漢パウダーで染色するという2工程を行います。
黒髪を活かして白髪染めを行う場合、真黒にも染められますが、白髪部分を「ぼかす」という気持ちで明るいヘアカラーを楽しむことができます。
白髪と黒髪の比率にもよりますが、和漢パウダーを染色すると黒髪の部分にはうっすらと色が付き、白髪の部分に希望の染料がのります。
ちょうど、白髪の部分がメッシュ(ウィービング状)のように色が入るため、黒髪を活かした明るい和漢カラーを楽しめます。
6レベル BB6 /BB6:R=3:1/BB6:G=3:1
5.5レベル BB6:BB5=1:1/BB5:Y=3:1/BB5:O=3:1
5レベル BB5 /BB:R=3:1/BB5:G=3:1
痛めた髪をトリートメントで補修するのではなく、傷めない和漢彩染を。
ヘアカラーの繰り返し・パーマ・縮毛矯正によるダメージ、パサつき・枝毛・ゴワゴワとした硬化(タンパク変性)はコンディショナーやトリートメントではなかなか改善することは難しく、費用も時間もかかります。
ヘアカラーは長年続けていく作業です。
ケミカルなもの、特に敏感な方・意識の高い方。
頭皮などへの影響も考えると、10年、20年続けていくことに不安や疑問も残ります。
いかに傷めないか・身体・頭皮・頭髪のことも考えるのであれば、自然なもの・和漢彩染の選択を考えてはいかがでしょう。
和漢彩染の染色工程
①毛髪珍談
髪の毛に整髪料が付いているか、いないか?頭皮の健康状態をチェックします。
それによって、シャンプーの施術にするか、そのままのカラー塗布かを判断します。
②新生部の薬液調合
和漢彩染はノンアルカリなのでメラニンを破壊する効果がないので、現状より明るくすることが出来ません。
したがって、根元など明るさのほしい部分はLUC(脱染剤・ライトニング剤)やオキシを使用します。
和漢彩染のLUC(ブリーチ剤)は従来のアルカリ剤に比べてアルカリ量を10分の1以下に減らしているにもかかわらず、きちんと明度が上がります。
少ないアルカリ量でも、オキシを2倍で溶いたとしても刺激は緩和されています。
またオキシにもアルカリにも和漢植物エキスが全種類含まれておりますので、より一層刺激が緩和されます。
③新生部薬液塗布
基本的に和漢彩染の白髪と黒髪の混合している状態での白髪のカバーは10レベルまで対応しています。
地毛のほとんどが白髪のベースの方は行程④から初めて、まるで外国人のような赤みのないカラーを楽しめます。
④既染部薬剤調合
通常のヘアカラーの場合、1液と2液を混ぜることにより、酸化重合して発色します。
和漢彩染は1浴式ヘアカラーで認可をとっております。
1液と2液が最初から混ざっているタイプです。
水又はお湯で溶くことにより、通常のヘアカラーと同じ酸化重合が始まります。
和漢彩染がノンオキシなのになぜ発色できるかと言いますと、オキシの代わりになる酸化剤が含まれるからです。
過ホウ酸ナトリウムと言いまして、オキシに比べ、かなり低刺激ので、ダメージが軽減されます。
また、和漢彩染はヘナのように加温器を使用する必要もなく、時間もかかりません。
⑤既染部薬剤塗布
ヘアカラーにはアルカリ剤が不可欠で、アンモニア配合の商品が多く、鼻にツンとくる刺激臭があり、居心地が良くありません。
ノンアルカリパウダーカラー(和漢彩染)はハーブ配合により心地よいリラクゼーション空間を提供することができます。
主成分は、口に入れても大丈夫な「小麦粉・コーンスターチ・ハーブ」で髪や頭皮をいたわりながら染色します。(染料は含まれます)
小麦粉・コーンスターチ・ハーブが主成分の「和漢彩染」はトリートメントのツヤ・質感も楽しむことが出来ます。
⑥乳化&シャンプー
一旦染めた部分にアルカリやオキシを使ってヘアカラーをしますと、ダメージでだんだん髪が細くなってきます。また、オキシが原因で髪の水分を飛ばしてしまいますので、仕上がりもパサついた感じになります。
和漢彩染パウダーには、アルカリ・オキシが含まれず、なおかつ天然ハーブの力で和漢彩染をやれば、やるほど髪がよくなります。
和漢彩染パウダーは頭皮から塗布することによって、毛穴の汚れをキレイにするだけではなく、育毛促進効果も発揮できます。
和漢彩染 エキスの種類
甘草(カンゾウ)エキス
甘草(カンゾウ)エキスの生薬・甘味成分はサポニンの1種であるグリチルリチンです。この成分は砂糖の約50倍の甘味があります。また、抗アレルギー作用、抗炎症作用などの副腎皮質ホルモンに似た作用もあります
甘草(カンゾウ)エキスの持つ美肌効果、シミ改善効果、刺激緩和、消炎作用を利用して、甘草(カンゾウ)エキスは化粧水、乳液、基礎化粧品、頭髪用化粧品、ヘアトニックなどにも使われています。また、甘草(カンゾウ)エキスには界面活性剤としての効果もあります。甘草(カンゾウ)エキスを利用して、天然成分だけで作る乳化剤の開発も続けられているのです。化学的につくる界面活性剤は使いたくない、と言う方も多いので、甘草(カンゾウ)エキスを使った天然成分だけの乳化剤に期待が高まります。
ローマカミツレエキス
キク科植物である多年草のローマカミツレの花から抽出されたエキス。6月から7月にかけて、白色の頭花を咲かせるローマカミツレは、ヨーロッパ原産でローマンカモミールとも呼ばれている。
古くからヨーロッパでは、安全で効果の高い生薬として用いられており、主に鎮静作用や健胃作用、発汗作用、消炎作用がある。
神経を鎮める作用のある「カマズレン」が多く含まれているので、ヨーロッパでは、不眠やストレス解消に効果があるとして、ハーブティーとして飲用されている。または入浴剤としても用いられています。
ヘアケア商品や美容商品には、抗炎症効果や抗菌効果、皮膚代謝促進効果を目的として、ローマカミツレエキスが用いられています。
育毛剤やシャンプーには、頭皮に炎症を引き起こしやすい成分も含まれていることが多く、細菌の繁殖を防ぎながらかゆみやかぶれなどから、頭皮を守るために有効です。
セージエキス
植物のセージ(サルビア)の全草から抽出されるエキス。 淡黄色~黄色の液体で、わずかに特異な臭いがある。
葉を乾燥させたものは、食品の香料・調味料やハーブティーとして使われている。 強壮、防腐作用、血行促進、消炎作用をもつ薬用品や、神経疲労や胃炎などの治療に使われている。 血行促進効果、殺菌効果、消炎効果、酸化防止効果など様々な効果があり加齢やストレスなどによる肌のトラブルを防ぐ目的の化粧品に配合されることが多い。
ローズマリーエキス
ローズマリーとは、シソ科マンネンロウ属の植物で、ハーブの中でも1、2を争うほど、美しい花を咲かせることで知られています。ローズマリーは血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。ローズマリーのオイルはトリートメントとして使用することでフケ防止となり、頭皮の血液の流れを活性化して育毛にも効果があると信じられています。
アルニカ花エキス
キク科植物であるアルニカの花の花びらや根の部分から抽出されるエキスです。
アルニカがもつ力から、基礎化粧品に配合されることが多い成分です。保湿性の高さや収れん作用は化粧水や乳液に、血行促進効果は洗顔料やマッサージクリームに、鎮静効果はニキビなどの肌荒れなどに用いることができます。
また、その効果はヘアケア製品成分としての役割も果たすため、育毛剤やトリートメントなど幅広く活用されています。
オドリコソウエキス
シソ科オドリコソウの花や茎、葉、根といった全草から抽出されるエキスです。
収れん作用に期待が持てる成分として、ニキビなどの肌荒れ改善やキメを整えることを目的に対策化粧水などのスキンケアラインに用いられる機会が多いでしょう。
消炎作用もあることから、シャンプーや白髪染めといったヘアケア製品のほか、育毛剤などの育毛ケア製品にも活用される素材のひとつとなっています。
また、皮脂腺の活動を抑制する働きにも期待がもてることから、脂漏性が原因となる肌荒れや脱毛対策に有効活用される素材でもあります。
オランダカラシエキス
オランダカラシエキスとは、アブラナ科の植物である『オランダカラシ』の茎や葉などから抽出した有効成分含有の液体です。 この成分はワサビにも含まれている辛味配糖体のことで、発毛促進や育毛促進に有効だと言われています。発毛や育毛促進効果の仕組みですが、オランダカラシエキスは血行促進作用や皮膚細胞活性作用があります。この働きで頭皮の細胞を活性させつつ血流をスムーズにするため、元気な髪の毛の成長をサポートできます。
ゴボウエキス
文字通り、ゴボウの根から抽出して得られるエキスです。ゴボウはキク科ゴボウ属の二年草の植物で、私達の食生活でもなじみ深いゴボウはこの植物の根の部分にあたります。
保湿作用や収れん作用があり、キメを整え潤いの持続する肌に導ける成分として、洗顔や化粧水、乳液、クリームといった幅広い基礎化粧品に配合されています。
また、血行促進作用や発汗作用については育毛成分としても活用できることから、育毛剤や育毛シャンプーといった育毛ケア商品に配合されるケースも多い素材です。
頭皮においては育毛だけでなく、抗炎症作用によりフケやかゆみの改善や予防にも役立てられることから、自然派のシャンプーや白髪染めといった様々なヘアケア製品に配合されています。
セイヨウキズタエキス
ウコギ科植物セイヨウキズタの葉や茎から抽出されるエキスです。
抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用、脂肪分解促進作用、収れん作用、血行促進作用などが認められている素材です。
サポニンは天然の洗浄成分としても知られる素材ですので、毛穴の汚れや古い角質を落とす目的で、ニキビや脂性肌向けの洗顔料などに活用される機会が多いと言えるでしょう。
また、この作用はシャンプーや白髪染めといったヘアケア製品でも活用される理由となっています。
抗酸化作用などについては、毛穴の引き締めやキメの整った肌の実現に役立てられるとから、一般的なスキンケア製品以外にもアンチエイジング化粧品にも用いられる素材となっているでしょう。
ニンニクエキス
ニンニクエキスには、スコルジン、アリシン、有機ゲルマニウムという成分が含まれています。アリシンはニンニク臭の元で、スコルジンは疲労回復や高血圧に役立つ成分のようです。残りの有機ゲルマニウムに育毛成分が含まれています。有機ゲルマニウムには、多様な育毛効果があり、主な効果として以下の4つが挙げられます。
〇毛穴の洗浄効果
〇血行促進効果
〇頭皮抗酸化
〇フケ、カユミを防ぐ
その中でも最も期待できる効果は、毛穴の洗浄効果です。ニンニクというイメージからは意外かもしれませんが、最近ではヘッドスパサービスなどでもニンニクエキスが使われるなど、その高い洗浄能力が注目されています。