BAGDAD CAFE バグダッド・カフェ

言うまでもなく、たった一曲が全編を包み込むサントラとして成立している。
ジュヴェッタ・スティールの歌う「Calling You 」
シャーデーの「Stronger Than pride」にも通じる穏やかで叙情的なサウン ...
グラン・ブルー Le Grand Bleu

生涯10本の映画しか撮らないと宣言していた若かりし頃のリュック・ベンソン作品は、すべての音楽がエリック・セラによるもの。
北野武と久石譲の関係性と類似するが、音楽単体としての魅力がそこまであるかは正直わからない。
しか ...
ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE

男の生き様がこうも Let’s get lostであるならば、どんな人生も映画になりえる。
自堕落で排他的。
光り輝く才能を惜しみなく汚してしまうリスキーな生き方はそう簡単に真似できるものではなく、だからこ ...
ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany’s

冒頭のオードリー・ヘップバーンがタクシーで乗り付けてショウウィンドウの前でコーヒーとクロワッサンを食すシーンは、歴史上最も美しいファッションムービーとして記憶しています。
これを演出するのは、アメリカが世界に誇った映画音楽の巨 ...
L’Eau a la Bouche 唇によだれ

通常は歌手とアレンジャーという立場でタッグを組むセルジュ・ゲンズブールとアラン・ゴラゲールが共作の形で担当。
ブルージーなトランペットがもの物憂げな雰囲気を醸し出す。
「Black March」はシネジャズ史における名 ...
ベティ・ブルー 愛と激情の日々 37°2 le matin

人生は様々で、映画はその現実も空想も夥(おびただ)しい数を生み出してきた。
そこにある音楽もしかり。
つまり、作品からさかのぼって、人生を形容することが可能になる。
音で考察するそれぞれの人生。
果たし ...
Banksy バンクシー

バンクシーの最大の問題点は、その作品や活動のクオリティの高さです。 ある意味天才的ないたずら心や、皮肉心を絶妙な場所に作り上げます。 はじめは警察や市はバンクシーを追い、一部の若者はバンクシーを褒め称える、というよくある単純な構図でし ...