仙丈ヶ岳 2016年8月9、10日

登山歴は長いですが、ほとんどが日帰り登山。
東京を起点にして、奥多摩、秩父、丹沢、富士方面と登ってきました。
自分でお店を出させて頂いて、長距離の登山を始めようと思いました。
2016年8月9日火曜日、10日水曜日 南アルプス北端の3033mの山、仙丈ヶ岳に登山しました。
僕は南アルプスは初めてです。
仙丈ケ岳は大平山荘で一泊をして、6時間40分くらいの工程です。
初日は朝8時の新宿発「あずさ」で甲府に行きます。
甲府から広河原まで約2時間のバス移動。
登山道を進むので、かなり左右に揺らされ大変でした。
広河原でバスを乗り換へ、北沢峠につきます。
8月で甲府の最高気温が39度でしたが、標高の高い北沢峠は涼しかった。
バス停を降りると、これから山を下りるバス待ちの人が多かった。
こもれび山荘(元・長衛荘)がバスを下りて、すぐにありました。
ここは若いお客様が多くて、ビールやコーヒーなどの飲食が出来ました。
自分は少し離れた徒歩10分くらいの大平山荘に向かいます。

北沢峠バス停から少し歩くと、左手に大平山荘への看板が見えてきます。
中は通路を挟んで寝床があり、昔ながらの山小屋という雰囲気です。
水が入り口に湧き出ていて、豊富な水量です。
トイレも水洗できれいです。
1泊2食8500円です。
夕食を4時過ぎに頂き、消灯が19時。
外の夕日を眺め、気持ちよく寝させていただきました。
大平山荘を朝5時くらいに出て、藪沢大滝までひたすらに高度を上げます。
2時間近く歩くと馬ノ背ヒュッテに到着。
ここで、小休憩。
スタッフの人は皆、ゆるい系(笑)?の人たちで、人生の夏休みな感じがしました。
美味しいコーヒーを頂きながら、少しお話をさせていただきました。
「今日は本当にいい天気ですねぇ」と青空を眺めて、しばらく下界の経済から距離感を感じる空気感をお持ちの不精髭の男性スタッフ。
この山荘で出している食事は誰か、運んでくるのですか?
と質問したら、なんと!?まさかのヘリコプターで荷物を降ろしているのだとか。
ここまで、登りの連続でしたがここから景色が開けてきます。
仙丈ヶ岳の藪沢カールの中にある山小屋、仙丈小屋が見えます。
まさに、絶景です。

まさに、この景色のために登山の感動があるような気がします。
よく、お客様に「なぜ、つらい登山をするのか?」と聞かれることがあります。
人の趣味は個人に帰着するので、ゲーマーの人、スポーツマン、芸術家、ファッショニスタ、哲学者。
それぞれですが、僕は人間が造る人工美と同様に、自然の創り出す景色に感動します。
しばらく、理解するという人間が文明を切り開いた頭脳を忘れ太古の人間に戻ったような感覚。
仙丈ケ岳 山頂はたくさんの人だかり。
ゆっくりとお昼ご飯をいただきました。
尾根とはよく言ったもので、両サイドが崖になっていて尾根伝いにゆっくり進みます。
風が強いときは体を持っていかれそうな感じ。
森林限界の上は背の低いハイマツのような、独特の景色です。
もう少し、この景色を楽しみたいですが、下山の途に就きます。