髪質改善(酸熱)トリートメント

髪質改善(酸熱)トリートメントの特徴

  • ツヤ感の向上
  • 弾力間の向上
  • 手触り感の向上
  • トリートメント効果の持続性の向上

エイジング世代(30代後半、40代、50代、60代)の方に効果的

・クセやうねりが気にならなくなる。
・広がりやすいスタイルが収まり、手入れがしやすくなる。
・失った髪のハリ・コシがよみがえる。
・パサつきが無くなり髪にツヤがでる。

又、以前のような髪の表面にコートするタイプのトリートメントの場合、パーマがかかりづらくなり、カラーは色が入りにくいなどの相性の悪さがありました。
しかし、酸熱トリートメントは影響が受けにくいのも特徴です。

酸熱トリートメントではクセを緩和する効果があるのですが、特に細毛が効果的です。

  • ハリが無く、ボリュームが出ない柔らかい髪
  • ダメージによって、ボリューム感が出ない髪
  • エイジングにより、ハリ・コシ感が感じにくい髪
  • 途中で切れてしまった短い髪(アホ毛)

酸熱トリートメントで効果が最も期待されているのが、クセ毛が伸びるのか!?ということ

酸熱トリートメントで「クセ毛」を緩和させるには、細毛が効果的とされています。
コイル状のモノや縦波のクセには効果を発揮しにくいとされます。
捻転毛や球状毛のような縮毛にも効果は薄い。

酸熱トリートメントってナニ!?

この薬剤は、ヨーロッパや南米などで先行して発売され、持続性の高いトリートメントとして、また一部クセなどの収まりに効果を発揮するアイテムとして知られていました。
一部の輸入品が日本に入ってきたのは2015年くらいです。
その後、国内のメーカーが開発に着手し、国産の酸熱トリートメントが出始めました。
今までの、サロントリートメントのような反応型トリートメントは3週間くらいの持続性ですが、酸熱トリートメントは髪質の条件によっては、1~3か月くらいの持続効果が認められています。

化学的なメカニズム

酸熱トリートメントとは髪の中の失われた「結合水」をレブリン酸やグリオキシル酸の機能によりタンパクと結合させて再生させるという反応型トリートメントです。

結合水再生のしくみ
結合水と自由水
もともと、人の髪や身体の中にある水分はすべて「結合水」。その特長はマイナスの温度でも凍らず、100℃でも 蒸発しない特別な水です。だからマイ ナスの温度でも髪は凍らないのです。 一方、自由水はミネラルウォーターや 水道水などの、いわゆる一般的な水の こと。0℃で凍り、 100℃で沸騰します。 ※髪の中の結合水の周りには、元々あ る自由水(吸着水を含む)があります。
結合水の特徴
・タンパク質と結合している。
・水素結合をもっている。
・コロイド状態の水で少しとろみがあるため、自由水と交わらない。

シャワーの水は髪の中に入りますが、「結合水」がフタの役割をしてくれるので、髪の深部まで入ることはなく、髪の中の成分も流出しないのです。
ところが、髪のダメージにより「結合水」が壊れると「自由水」に変化します。
そうなると、本来持っていた「フタに役割」が果たせず、髪の中の様々な成分を貯めておくことができなくなります。
毎日のシャンプーで「自由水」が髪内部に入り込み、施術したカラーや処理剤、トリートメントが髪の外へどんどん流出していってしまうのです。
一度失われた「結合水」は、自然に復活することはありません。
酸熱トリートメントは、レブリン酸やグリオキシル酸の機能を利用して、「自由水」をタンパクと結合(水素結合)させ、髪の中の失われた「結合水」を復活させます。

水素結合反応 毛髪の結合で一番多いと言われている水素結合。水素結合は、毛髪内の水分との反応によるものです。毛髪内の水分は結合水と自由水の2種類に分けられます。ちなみに結合水とは毛髪内に留まる水分、自由水はその名の通り比較的自由に出入りがきく水分です。この説で「酸・熱」トリートメントのグリオキシル酸やレブリン酸は、毛髪の自由水に反応することで、結合水と同様の効果を発揮すると考えられています。

イミン結合反応 グリオキシル酸、レブリン酸は「モノカルボン酸」と言われれる化合物です。この2つの化合物にはカルボキシル基とカルボニル基があるのが特徴。イミン結合とは、このうちのカルボニル基の「=O」と、毛髪のアミノ基「NH2」が反応することでできる結合です。

メチレン架橋反応 こちらはグリオキシル酸に関して言われる説です。グリオキシル酸の構造の中には、アルデヒド基という官能基があります。このアルデヒド基と毛髪のアミノ酸が反応し、毛髪のタンパク質分子間にメチレン架橋の一部の構造を持つ華僑ができます。

現在、有力な説は3つです。しかし実際はこれら3つが相互作用している可能性もあります。3つの中でどれかが大きく作用している可能性もあります。
残念ながら、そうした側面がまだ解明されていないのが現状です。

施術工程

Technique・酸熱トリートメント作業工程

1 ウェット状態 シャンプーでのウェット状態でクセの出方を見ます。
2 グリオキシル酸またはレブリン酸の酸熱トリートメントを塗布します。
3 塗布終了。20分自然放置しシャンプー水洗。
4 8割ほどドライヤーで乾かす。
5 180度のアイロンでスルー。
After アイロン後、流した後、ドライヤーで中間から毛先のクセを生かしながらドライで仕上げます。

酸熱・髪質改善トリートメント

酸熱トリートメントでくせは伸びるの?

健康毛にはタンパク質結合水(乾かない水)と自由に出入りする自由水がバランス良く存在しています。
毛髪はダメージを受けるとタンパク質が流出し、それに伴いタンパク質結合水が減少します。
さらに、湿度の影響を受けやすい状態となります。 (自由水の出入りが多くなります)
ダメージ毛にレブリン酸を処理すると、自由水がレブリン酸に置き換わります。
レブリン酸は疑似結合水(乾かない水)となり、毛髪が保湿されます。
水洗してもレブリン酸は毛髪中に留まり、ドライ時に結合水として理想の状態で仮止めすることが出来ます。(水素結合)
これによりストレート効果が高まり、また結合水の保湿性により、アイロン熱による毛髪へのダメージを抑えることが出来ます。
高温のストレートアイロンで水分を髪の毛から完全に抜くことによって、各酸が結合(架橋)を形成していきます。

毛髪はダメージを受けるとタンパク質が流出し、それに伴いタンパク質結合水が減少します。
さらに、湿度の影響を受けやすい状態となります。
(自由水の出入りが多くなります)

クセのタイプには2種類あります。
クセはウェットにしたときに残るタイプと、弱くなるタイプです。
クセの発生については、最近ではコルテックス内のコルテックス細胞の偏りが原因だと言われています。
コルテックス細胞には、パラコルテックス(疎水性)とオルトコルテックス(親水性)の2種類があります。
これらは水になじみにくい疎水性か、なじみやすい親水性に分けられます。
[内部要因によるクセ]
一般に直毛のコルテックス細胞は、パラコルテックスとオルトコルテックスが均一に点在しています。
これに対し、くせ毛はコルテックス細胞内の一方にパラコルテックスが集中し、もう一方にオルトコルテックスが集中するという偏った配置の仕方をしています。
[外部要因によるクセ]
また毛髪は毛穴から、らせん状にぐるぐる回りながら伸びていくと言われています。そのため、毛穴が変形していたり、何らかの要因で毛穴の向きが変わったりすることでもクセが発生することがあります。
[目視判断]
髪の毛を濡らしたときに、くせ毛の状態から真っすぐに伸びた状態に変化した場合は内部要因による影響が強いクセである可能性が高いようです。
これに対し、濡らしても変化の小さいくせ毛は外部要因・内部要因の両方の影響が考えられます。

Posted by styleskoenji