LONDON GIRL ロンドンガール ナック・1965、欲望・1967、ジョアンナ・1968、茂みの中の欲望・1967

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新しい時代を切り開いたポップでカラフルでミニガール。
今から半世紀前のロンドンはとびきりモダンでかっこいい。
それは当時の映画に永久保存されている。

ナック The Knack ...and How to Get It 1965 ナック The Knack ...and How to Get It 1965 ナック The Knack ...and How to Get It 1965 ナック The Knack ...and How to Get It 1965 ナック The Knack ...and How to Get It 1965

ナック The Knack …and How to Get It 1965

1950年代までの英国では女性も仕立服が中心で、モードというよりも生地の値段の違いがすべて。
服は夫や親の経済力や階級を示すものでした。
しかし、60年代に入ると既製服が生まれます。
そして第二次世界大戦のダメージから立ち直った英国では働く女性も増加。
仕事をして、フラットシェアをして、ファッションを楽しんで、シェアメイトとラジオを聴く。
それが最先端のライフスタイル。
ロックンロールに英国らしい繊細な感覚を加えたビートルズは、そんな彼女たちの心に火をつけます。
「All You Need is Love」は階級を超えて響きました。
つまり60年代ファッションと音楽が女性たちを解放した時代。
華やかで軽快で自由に。
当時のそんな空気がロンドンをスイングさせていたんです。
石油危機によって車の「ミニ」が登場したのもこの頃です。
その流行によって、ミニマリズムがクールなものとされていました。
ゆえに、「ナック」ではミニに乗ってナンパして、ミニスカートをはいた女の子たちを追いかける。
クールなミニだらけです。
ちなみに、戦時中の配給衣装は生地不足のため最小のカットで作られていました。
もしかしたらミニスカートは英国伝統の共闘精神の表れでもあるかもしれません。
60年代のミニマムな服はフレッシュさが鍵です。
ゆえに理想の女性像も男受けを狙ったグラマラスなタイプではなく、「小鹿」と呼ばれたモデルのツイッギー。
彼女とともに世界中でミニスカートが流行したのは、男たちではなく女性が憧れたからですね。
服の色が原色に変わったのも、女性が主張する時代に突入した証。
マリークワァントのように、ボタンが大きく短い丈でシンプルなカットの洋服は、まさに大人が着る子供服です。
「欲望」や「ジョアンナ」「茂みの中の欲望」に登場する女性たちの色使いやデザインなんて、今見てもかわいいし新鮮ですよね。
当時の流行したビートミュージックの単純な前向きさや可愛さとも共通していると思います。
映画そのままの恰好や生き方を真似する必要もありませんが、観ればきっと発見があるはず。
階級や既成概念を打ち破り、新しい時代を作っていく。
そんなパワフルでチャーミングな女性たちが描かれていますから。

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Posted by styleskoenji